「去年の7月29日の癌の告知からちょうど一年」 衝撃的な言葉から始まった本日のモーニングセミナー。
講話者は、塩崎真紀さん(豊中市倫理法人会 監査)。
「病気になったらおめでとう」という言葉に最初は「はあ?!なにが?」という感想を保ったということを笑顔でお話をされていました。 でも、病気に向かいあうことができるようになるにつれ、ご自身や家族、さらに境遇に対する解釈、理解が変わっていく様子もお話ししていただきました。 その変化の途中で、「捨てれば捨てるほど風通しがよくなっていくのがわかる」とおっしゃっていたことがとても印象に残りました。
「捨てる」といっても、「物」だけでなく、こだわりやこれまでの価値観も捨てる。
そこまで捨て切ることで、周りの人の言葉を素直に聞き入れ、信じ切ることができるとおっしゃっていました。
「得るは捨つるにあり」つい物欲にのみ意識が行きがちな私にとって、新しい気づきをもたらしてくださいました。
闘病が続く中での講話、生きていくことにとても勇気をいただきました。